日本でも問題となっております。
「脱プラスティック」問題。
いつぞやの環境大臣が「ポリ袋の有料化」で物議を醸しだしました。
バングラデシュ政府は、プラスチック廃棄物を抑制するための広範な取り組みの一環として、使い捨てプラスチック禁止令の施行を開始した。
要するに。
・バングラデシュでは年間約8万7000トンの使い捨てプラスチックが発生しており、
そのほとんどが廃棄物として処理されている。
・2002年に制定されたプラスチック汚染防止法は完全には施行されなかったが、
現在ではプラスチック製食料品袋の使用禁止を皮切りに施行されつつある。
・政府はジュートベースの代替品を推進しており、
他の使い捨てプラスチックにも禁止を拡大する計画である。
主な引用: 「我々は食料品用のポリ袋の使用を禁止している。
“我々は食料品用のポリ袋の使用を禁止しており、徐々に可能な限りの使用を実施していく”
– Syeda Rizwana Hasan、環境省顧問
なぜこれが重要なのか。
バングラデシュのプラスチック汚染は生態系を圧倒し、食物連鎖に影響を及ぼしており、
マイクロプラスチックは農産物にまで現れている。
効果的な規制と代替案は、この環境危機を緩和するのに役立つだろう。
2019年にグジャラート州にある工場へ行った時に、
訪問した工場の社長に連れらてムンバイ郊外にある
大きな紡績工場へ連れていってもらった。
その道中、工場の社長が「今日はプラスティックツリーが見れるぞ!」と
私に話しかけてきた。
「プラスティックツリー???」
「それは何なの?」と私が尋ねると・・・
「それは見てからのお楽しみだ!」と彼が言った。
暫くすると川幅が20mくらいの橋に差し掛かった。
「ほら見ろ!プラスティックツリーだ!」
視線を彼の指した指先の方向へ目をやると・・・
なんと!!
川の両端に生えている沢山の木々の枝枝に、
無数のビニール袋やペットボトルが引っかかっている!!
正に「プラスティックツリーだ!!」
大雨が降った後、川の水が氾濫し
川を伝って流れてきた大量のビニール袋とペットボトルが
川の周りに生えている木々に引っかかって
「プラスティックツリー」が出来上がってしまうらしい。
日本はゴミとしてゴミの日にしっかりと処理しているので、
日本では見かけない光景ですが・・・
目に触れないから、どうでもいい問題ではなさそうだな・・・
と感じた次第でした。
インドでは生分解素材のノンプラスティックバッグが既に製造されてます。
袋を有料にするより、
生分解性のノンプラスティックバッグを普及させる方が
いいんでないかい?