日本初の女性首相である高市早苗氏が持っているバッグがウイルスに感染し、145年の歴史を持つ地元の革製品メーカーが一躍脚光を浴びることになった。

ソーシャルメディアユーザーは、高市氏が首相官邸に入る際によく持っているハンドバッグが、株式会社ハマノの「グレース・ディライト・トート」であることを特定した、
価格は136,000円(895ドル)で、日本の中央部、長野に本社を置くこのメーカーに注文が殺到した。ウェブサイトによると、このバッグはすべてレザーでできているにもかかわらず、重さはわずか700グラム(1.5ポンド)で、「エレガンスと実用性のバランスをとる」ようにデザインされているという。
濱野は、このバッグを持った首相の写真が国内外のソーシャルメディアやニュースで紹介された後、「圧倒的な数の注文」を受けていると、同社サイトで述べている。
高市氏は、ファッションの選択によって比較的無名のブランドの売り上げを押し上げた最初の女性政治家ではない。
64歳の高市は、英国の元首相マーガレット・サッチャーを崇拝していることで有名だ。サッチャーは、英国のブランドLaunerの構造的なハンドバッグでも知られていた。
世論調査によると、高市は若い世代に特に人気があるようだが、どの年齢層が彼女のアクセサリー選びを真似しているのかは不明だ。
浜野トートは、不必要な注目を集めることなく、ノートパソコンや日用品を収納できる賢明なバッグの選択を求めている、幅広い職業の女性にアピールしていると、ラグジュアリー&カルチャーの専門家であり、東京にある青山学院大学の客員教授である中野香織氏は言う。
「管理職の女性にとって、堅実で頼りになる選択です」と中野氏は言う。
バッグの他にも、高市は日本人デザイナーの芦田淳がデザインした服を頻繁に着ている、と中野氏は言う。
「日本のデザイナーの服を着て、日本製のバッグを持つことで、彼女は愛国心と日本産業への支持を表明しているのです」と中野氏は付け加えた。”すでに効果が出ている”
