2023年12月29日、年末年始の休暇を前に、千葉県成田市の成田国際空港出発ロビーで荷物を持って歩く乗客たち。 (ファイル写真:AFP/Philip Fong)
東京:東京の成田空港は、外国人観光客の急増に対応するため、第3滑走路の建設に着手した。
日曜日(5月25日)に開始されたこのプロジェクトにより、成田空港は2029年までに年間50万回の発着に対応できるようになる。
東京から電車で約1時間の成田空港は、羽田空港と並ぶ東京の2大国際ゲートウェイである。
第2滑走路の延長も含む今回の拡張工事により、空港の規模はほぼ倍増することになる。
田村明比古空港総支配人は、このプロジェクトが日本の国際競争力を高める一助になると述べた。
「日本と首都圏の国際競争力を強化し、訪日外国人旅行者数を増加させ、空港周辺地域の発展を促進するために、空港の機能をさらに強化することは喫緊の課題である」と、彼は日曜日の開港式典で述べた。
毎月日本にやってくる記録的な数の観光客は、日本の脆弱な経済に活力を吹き込むと同時に、京都のような人気の観光地で混雑を引き起こしている。
政府は、2030年までに観光客を年間6000万人に倍増させるという野心的な目標を掲げている。
今年最初の4ヶ月間、日本は1,440万人の観光客を迎え、前年比24.5%増となった。