茨城県桜川市(AFP=時事) – 井沢正名さんは50年以上、自然が熊を呼ぶと、
日本の森に出かけ、ズボンを下ろし、熊と同じように行動する。
「私たちは他の生き物を食べて生きています。 しかし、糞を自然に返すことで、
土の中の生物が糞を分解することができるのです」と彼はAFPに語った。
「つまり、命を返すということです。 これ以上崇高な行為があるだろうか?”
「ふんどし名人 “こと井澤は、本を出版したり、講演をしたり、
ドキュメンタリーに出演したりと、日本ではちょっとした有名人だ。
茨城県桜川市にある彼の「うんこランド」と築数百年の木造家屋「ふんどう庵」には、
月に何十人もの人が訪れる。
茨城県桜川市にある7,000平方メートルの林(サッカーのピッチほどの広さ)で、
見学者は野外でのベストプラクティスのヒントを得ることができる。
「穴を掘り、葉っぱを1枚か2枚拭いて、水の入ったボトルで体を洗い、
小枝で目印をつける。
この棒を使うことで、同じ場所を2度使うことがなくなり、
後で戻って腐敗の過程を正確に記録することができる。
「この裏を触ってみてください。
手のひらサイズのシルバーポプラの葉を枝から取って見せた。
「紙よりも心地いいんだ」。
エゴセントリック
伊澤は元自然写真家で、2006年に引退するまではキノコを専門としていた。
彼の排泄物に対する啓示は、20歳のときに下水処理場建設に反対するデモを見たときに
もたらされた。
私たちはみな排泄物を出すが、(デモ隊は)処理場をどこか遠く、人目につかないところ
に建設することを望んでいた。
「自分たちが絶対的に正しいと信じている人たちが、
このような自己中心的な主張をしたのだ。
彼は、少なくとも自分の良心の呵責を和らげるためには、
屋外での排泄が答えだと結論づけた。
反則
トイレ、トイレットペーパー、排水設備には、大量の水、エネルギー、
化学薬品が必要だ。土に仕事をさせる方が環境にはずっといい、と井澤は言う。
動物の排泄物以上に、人間の排泄物には環境に有害なバクテリアが含まれている
可能性があり、日本では屋外での排泄が禁止されている。
しかし、井澤は築数百年になる自宅の周囲に森を所有しているため、
当局の咎めを受けることはない。
彼は古い場所を掘り起こし、人間の便は抗生物質が含まれていない限り、
完全に素早く分解されることを示していると語った。
「真菌の活動は、動物の死骸や排泄物、落ち葉といったものを分解し、
栄養価の高い土に変える」。
危険なビジネス
井澤の鉄の信念は、ペルーの人気観光地であるマチュピチュにまつわる事件の後、
特に2度目の結婚で大きな犠牲を払った。
新婚旅行でマチュピチュを訪れた際、施設を利用しなければならないことを知った井澤
は、新婚旅行をキャンセルしたのである。
『ノグソ』一本のために、妻とマチュピチュ旅行を危険にさらしたんだ」と彼は笑って言
った。
彼は、気候変動と持続可能な生活への関心の高まりが、
特に若い人たちから、より多くの関心を集めているのではないかと考えている。
森林総合研究所の土壌学者である藤井一道氏(43)も同意見だ。
「それは)福島(原発)事故、グレタ・サンバーグ運動……
(そして)前の世代への不信感と代替品への欲求によるものです」と藤井は言う。
しかし、藤井は井沢に、彼のやり方は彼が考えているほど安全ではないかもしれないと
警告している。特に、プープランドの土を試食して安全であることを証明する習慣は有名
だ。
前近代の東京として知られる江戸では、人糞を農地の肥料として使っていたが、
「住民の70%ほどが寄生虫感染に苦しんでいた」と藤井は言う。
「とんでもない変人だと思われるでしょうね」と井沢は笑う。
「しかし、それは人間中心の社会のせいである。
「生態系全体の中で、人間以外の動物はトイレを使わない。
彼は今、自分の遺体も日本の慣習である火葬ではなく、
森の中で分解されることを強く望んでいる。
私は “のぐそ “をすることに生きがいを感じています」と彼は語った。