アメリカのオーガニック認証 「USDA」
安全基準
USDAの有機タンパク質基準には、動物、飼料、製品の取り扱いに関する要件が含まれています。これらの基準により、有機製品が農場から店舗に至るまで、すべての段階で検証されることが保証されます。
動物に関する要件
動物は生後2日目以降、継続的に有機管理されていること
文書による環境または健康上の理由がある場合を除き、動物は1年中屋外に出入りできること
動物の成長促進を目的としたホルモン剤や、いかなる理由であっても抗生物質の投与を行ってはならない
飼料に関する要件
家畜には100%有機農法による飼料を与えること
家畜の飼料添加物および補助食品のすべての農業原料は、有機認証を受けていること
取り扱い要件
すべての非農業原料は、許可および禁止物質の国家リストに従って許可されている必要があります
有機および非有機製品は混合してはなりません
有機製品は禁止物質との接触から保護されなければなりません
「有機栽培」と表示された製品は、少なくとも70%が有機栽培の原料でなければなりません。
FDA(Food and Drug Administration)とは、アメリカ食品医薬品局のことで、食品の安全性や有効性を確保する政府機関です。日本の厚生労働省に似た役割を担っています。
FDAが食品に関わる取り組みには、次のようなものがあります。
食品の製造・加工・梱包・保管を行う施設の登録を義務付ける
食品のラベル表示に、FDAが承認した栄養分析結果を表示することを義務付ける
食品の製造過程や調理過程で使用される器具、食器、包装などの食品接触物質を規制する
食品添加物や着色料を規制する
FDAの認証を取得した製品は、品質と安全性が保証されていることを示し、市場での評価が高まります。
FDAの食品関連の取り組みについて。
食品の製造・加工・梱包・保管を行う施設の登録
食品のラベル表示に、FDAが承認した栄養分析結果を表示する
食品接触物質、食品添加物や着色料の規制。
日本の食に対する安全基準も更に厳格且つ明確にして頂けると良いのですが…