お知らせ

洋服 リサイクルしやすい素材 しづらい素材。

単一素材(綿100%やウール100%などのモノマテリアル)で作られた衣類はリサイクルが容易ですが、混紡生地や化学処理が施された繊維製品は処理が非常に困難です。

 

 

リサイクルしやすい素材:100%モノマテリアル(単一素材)― 単一の繊維種(純綿、ウール、カシミヤ、ポリエステルなど)で作られた衣類は、繊維を分離する工程を経ることなく、そのままリサイクル工程に回すことができます。

 

 

ウールとカシミヤ ― これらの動物性繊維は機械的リサイクルの歴史が長く、裁断・粉砕して新しい糸に紡ぎ直しても、その強度の多くを維持できます。製造工程で出る端切れ(ポストインダストリアル・スクラップ)― 裁断室から出る清潔な余り布は純度が高く不純物が混入していないため、回収や再織りが非常に容易です。

 

 

リサイクルが困難な素材:混紡生地 ― 天然繊維と合成繊維を組み合わせたもの(綿とポリエステルの混紡シャツなど)は、現在のリサイクル技術では容易にそれぞれの素材へ分離できない混合物となってしまいます。

 

 

コーティング・加工された生地 ― PVC(ポリ塩化ビニル)、ポリウレタン、シリコンなどでコーティングされた耐水性のあるアウトドア用品やアクティブウェアは、リサイクル原料に不純物を混入させてしまいます。複雑な構造の衣類 ― 防シワ加工や難燃加工などの化学的処理が施されたものや、金属製ジッパー、ボタン、異素材の糸を使った縫製箇所などがある衣類は、手作業による煩雑な分別作業が必要となります。